「八幡神社」福岡県筑後市津島 筑後広域公園内

「八幡神社」は筑後市には今回ご紹介する「津島」と「久恵」の二か所あり、久恵の八幡神社は一般的には「久恵八幡宮」と呼ばれているようです。
久恵八幡宮については以前「筑後市Info」でも記事を書いていますのでご興味を持たれた方は以下のリンク先よりご覧ください。


鳥居をくぐるとすぐに石橋にたどり着きます。鳥居から拝殿まではまっすぐに参道が続いており、参道は石畳で出来ています。

石橋の先には立派な門があります。




門の中には木製の像が二体と狛犬二体が左右に一体ずつ置かれています。門の中の狛犬は石でできたものが多いのですがこの狛犬は少し違って見えます。
また、硝子の窓が取りつけれらているので中が汚れにくくなっているようです。






八幡神社の拝殿および本殿です。板の部分はオレンジがかった褐色の塗料で塗られており、屋根は拝殿、本殿ともに瓦屋根です。

鉄棒は3つがひとつにつながっているものが多いのですがこちらの鉄棒はふたつです。地面の様子を見る限りではあまりつかわれていないようです。

この滑り台は足が一本しかありません。ちょっと変わった形の滑り台ですね。
八幡神社の遊具は「鉄棒」「滑り台」の2つで神社の遊具としては割と普通の数ですね。


とちらの石碑も割と鳥居の傍にあるのですが石碑にはこう書かれています。
大改築記念碑
この神社は、宇佐八幡宮とゆかりのある広田八幡宮(みやま市)から一六六五年に勧請して創建された。
このたび本殿(明治六年造築)の大補修をし、楼門及び天満宮社 若宮社については全面再建の工事を行い見事な社殿が完成した。
工費には 八幡神社振興基金と氏子一同による積立金を充てた。
社殿の完成にあたり神社庁および関係者各位へ謝意を表するとともに神の御加護により郷土がさらに発展するように念ずる次第である。

こちらの手水舎は屋根はありませんが水を出す為の蛇口があり、右側には手動の手押しポンプも残っています(こちらのポンプは使えるかは不明です)


この建物は舞殿でしょうか?舞台がないので舞殿ではないように見えます。手前には土俵らしきものがあり、ビニールが上にかけられています。




本殿の隣にある末社も本殿と同じ木材と作られているようで塗料や瓦なども同じものが使われているようでした。
この末社は末社としては立派な部類に入ると思います。
津島の八幡神社は広域公園の中にあるので駐車場も広域公園のものが使える為、かなり訪ねやすい神社だと感じました。
また、 本殿や門などもしっかりとしており、木材部分の美しい褐色は筑後市内ではあまり見る事はできないと思います。
広域公園によく行く人や広域公園でイベントがあった際には一度訪ねられてみてはいかがでしょうか?
以上、筑後市江口にある神社「 八幡神社 」のご紹介でした。
名称 | 八幡神社 |
住所 | 〒833-0015 福岡県筑後市津島 |
駐車場 | 広域公園の駐車場に駐車可 |