「玉垂命神社(たまたれのみことじんじゃ)」福岡県筑後市島田
筑後市内に「玉垂命神社」という名前の神社は3社あり、他の2社は既に紹介しています。今回、ご紹介する神社は島田にあり、他の神社と区別する為「島田の玉垂命神社」と呼ばれていると思われます。
「長浜の玉垂命神社」や「井田の玉垂命神社 」についての詳しい情報は以下のリンク先よりご覧ください。
島田の玉垂命神社の鳥居は非常に立派で間近で見るとサイズもかなり大きい事が分かります。
鳥居には「昭和二十五年十一月吉日」と書かれているのでそこそこ古いもののはずなのですが形が全く崩れていない為か、まだ新しさすら感じられます。
鳥居をくぐると石畳で出来た長い参道が続きます。現在ではこのような石畳の長い参道も少なくなってきているようです。
参道を進むと川にかけられた石橋にたどり着きます。この石橋の左右には綺麗に敷き詰められた石垣が見られ、石橋の先には門と拝殿が見えます。
石橋の先にある門です。門の中には木製の像が左右にひとつずつ納められており、青々とした葉が供えられているので地元の氏子の方達が今も手入れを続けている事が分かります。
門の先には立派な拝殿・本殿があります。
拝殿の右側面にある「縁」が少し補修されているようで一部、新しい木材になっていました。
屋根は拝殿は瓦屋根で本殿は銅板屋根のようです。銅板がまだ褐色なので比較的、新しいものなのではないでしょうか。
門のすぐ傍には手水舎があります。おそらく手前にあるものが新しいもので古いものが奥にあると思われます。
こちらは門を超えて右手側にある建物です。社務所なのでしょうか、何も書かれていないので詳しい事は分かりません。
社務所とつながった形になった建物が奥にあります。こちらは末社だと思われます。屋根の左右の部分を下から鉄柱で支えているようです。
反対側にある社務所です。こちらも同じように鉄柱で補強されていました。
末社の隣にはこのような石碑がありました。参道から見ると木に隠れてしまっているのでこの石碑は少し気づきにくいかもしれません。
島田の玉垂命神社は堀に囲まれているような状態になっており、基本的には正面の石橋からしか入れないような形状になっています。
このような形状の神社は筑後市内の神社では珍しい気がします。また、本殿だけでなく、石畳や石橋や石垣もしっかりしている神社という印象を受けました。
以上、筑後市島田にある神社「 玉垂命神社 」のご紹介でした。
名称 | 玉垂命神社 |
住所 | 〒833-0037 福岡県筑後市島田 |
駐車場 | 無し |