「久恵八幡宮」筑後市久恵 古川小学校横
久恵八幡宮は筑後市久恵にある神社で筑後市には他に八幡宮はありませんが他の市の八幡宮と区別する為に「 久恵八幡宮 」と呼ばれていると思われます。(比較的、近い場所だと八女市の福島八幡宮などがあります)
久恵八幡宮の入り口には「古川農村公園」と書かれた銘板があります。肉眼で見える範囲には公園のようなスペースはないのですが地元ではこのような名前で呼ばれているのでしょうか。
さきほどの銘板の場所から先に進むと鳥居の手前にアスファルトで覆われた駐車スペースのようなものがあります。奥には門が見え、右側には鳥居があります。
鳥居の右側には石碑や巨木があり、そのまま古川小学校の方に進むと筑後市の名木百選に指定された多くの巨木を見る事ができます。
久恵八幡宮の門と門の中におかれている木製の像と狛犬です。像と狛犬は左右両方におかれており、保護の為にガラスで遮られています。神社をまわり始めた頃は門の中の狛犬は珍しいのかと思っていましたが割とオーソドックスなスタイルのようで狛犬が置かれているケースもそこまで珍しくはないようです。また、門の隣には上記の写真のような広場があり、10m×20m程度の面積があるようです。
門を超えると拝殿と橋、手水舎などが見えます。
橋の下には池があり、たくさん鯉がいます。水も綺麗です。人が池を見ると鯉が寄ってくるので餌付けされているようです。
橋の先にある 手水舎です。とても立派な屋根がついています。ここまで立派な手水舎の屋根は筑後市では珍しいと思います。
拝殿の手前には狛犬や灯篭、記念碑、奥には舞台のようなものが見えます。
こちらが久恵八幡宮の拝殿になります。建物の周りが石畳に囲われ、その周りには砂利が敷かれていています。筑後市にある神社の拝殿、本殿は色々見てきましたがしっかりとしていて立派な拝殿だと思います。
こちらは本殿の後ろにある末社です。
このように久恵八幡宮の境内には様々な設置物や建物があります。また、今の神社ではあまり見かけない土俵が残っている事も大きな特徴ですね。
久恵八幡宮には筑後市の名木百選に選ばれている巨木が多くあります。以下に指定されている巨木を全て記します。
こちらの4本の巨木は鳥居の外にありました。
これらの巨木は鳥居の外、主に東側に並んでいます。特に古川小学校近くのクスノキは幹が太くて見ごたえがあります。
こちらは鳥居の奥にある銘木百選に指定された巨木です。特に最後の写真の池の上にまで来ている「 横に伸びたクスノキ 」は非常に珍しく筑後市内では他では見る事は出来ないと思います。今回確認した限りでは久恵八幡宮には名木百選に指定された巨木が全部で7本あるようです。これは現状、老松神社の次に多い数だと思われます。
久恵八幡宮は立派な建物と綺麗な池、多くの巨木などを見る事ができる凄く魅力的な神社だと感じました。また、階段や段差などもほとんどなく、道も綺麗に整備されているのでお年寄りの方でもお参りしやすい神社だと思います。筑後市と言えば、水田天満宮や恋木神社が有名だと思いますが久恵八幡宮も筑後市民なら一度は行っておきたい神社ですね。
以上、筑後市久恵にある神社「久恵八幡宮」のご紹介でした。
名称 | 久恵八幡宮 |
住所 | 〒833-0011 福岡県筑後市久恵1005 |
駐車場 | 有り |