「アクセス迎賓館」 2体のライオンが目印 筑後市山ノ井にある建物
今回は入り口の所にある2体のライオンの置物が印象的な建物「アクセス迎賓館」をご紹介したいと思います。
2頭のライオンの迫力が凄いですよね、塀の高さなどと比較するとその大きさが分かるかと思います。間近で見るともっと凄いのですが口元を見てみると神社の狛犬などと同様に左右のライオンの口が「阿吽(あうん)」の関係になっているようです。(右側の口が開いている方が阿、左側の口を閉じてる方が吽)
筑後市内でも少し話題になっていたのでこの建物の正体は何なのか?という事で今回、少し調べてみました。
まず、「迎賓館」という言葉なのですがあまり聞きなれない言葉ですよね?
辞典によると迎賓館とは・・・
① 外国の賓客を接待・歓迎するための建物。
② 明治期洋風建築の代表作の一。旧赤坂離宮。片山東熊の設計になるネオ-バロック様式の宮殿建築で、1909年(明治42)竣工。1974年(昭和49)の改修を経て、国賓・公賓のための宿泊にあてられる。
となっています。②は固有の建物を指しているので「アクセス迎賓館」の迎賓館は①の意味だと思われます。海外から招いた外国人を接待、歓迎する為に建てられたようです。
門の奥には歓迎用の建物と思われる建造物が見えます。
次に建物の持ち主についてなのですが「アクセス・ジャパングループ」という会社が所持されているようです。
アクセス・ジャパングループとは筑後市の長浜に本社を構えられている会社で創立は平成13年(2001年)となっています。
設立して17年ほど(2018年現在)の会社のようですが、2014年の売上高は100億円を超え、従業員は約2000人と筑後市に本社のある会社としてはかなり大規模な会社である事が分かります。
事業内容を見てみると「人材総合サービス」や「海外投資事業」という項目があり、外国人の人材派遣なども手掛けられているようですので、これらの仕事の関係で建造された建物である可能性が高いようです。
これらの写真は知人からいただいたものです。
外観も豪華ですが屋内も多くの美術品などが飾られていて豪華な造りになっているようですね。
以上、筑後市で話題になっている建物「アクセス迎賓館」のご紹介でした。
名称 | アクセス迎賓館 |
住所 | 〒833-0031 福岡県筑後市山ノ井(グッデイ筑後店前) |