「徳久天満宮」福岡県筑後市徳久 黄色い神社
徳久天満宮には鳥居の前に駐車場がありますが、注意しなければならないのは駐車スペースの前に名前などが書かれているスペースは駐車できる方が決まっているという点です。徳久天満宮に車で来られた場合は名前のない駐車スペースに停めるようにしましょう。
駐車場から鳥居の方を見てみると分かりますが、徳久天満宮は広くはない為、駐車場からでも境内の殆どが見えます。
拝殿前の狛犬が新しく、かなり存在感があります。
鳥居から拝殿までの距離は非常に近く、駐車場から歩いてもすぐに拝殿まで辿り着く事ができます。写真を見てもわかる通り、拝殿・本殿・手水舎の木材部分の殆どが黄色に塗られており、このような神社は筑後市ではこの「徳久天満宮」のみだと思われます。
この看板は徳久天満宮の入り口に掲げられていたものです。以下に内容を記します。
徳久天満宮の沿革
徳久区の氏神様である徳久天満宮の創建は、羽犬塚町史によれば、神社の東側にあった祠(庚申塔)に寛政四年(1792年)「現在は行方不明」とあり、これと同時期に創建されたと思われる。
現存する一番古いものとして、灯篭が天保十二年(1841年)と記してある。
その後回収が行われたと思われるが、明治三十二年(1899年)大改造が行われ倒壊前の神社の原型(天井裏の板に記載)が出来たと考えられる。
平成十八年九月の台風で倒壊、平成二十年十月(2008年)、徳久区民の浄財で徳久天満宮が再建された。
平成二十年十月吉日
・1月 初詣 ・2月 合格受験 ・3月 新入生(小1年)祈願祭 ・4月 ・5月 ・6月 ・7月 ・8月 天満宮夏祭り ・9月 ・10月 座祭り ・11月 七五三 ・12月
※その他各種祈願祭
宮総代
石祠と思われますが、さい銭箱があるのものは珍しい気がします。
手水舎と手水舎の屋根もかなり新しく、角ばった手水舎には狛犬の台と同じように「奉納」と刻まれています。
駐車場近くの巨大なクスノキの根元には「名木百選 くすのき 筑後市21」の表記があり、 2000年(平成12年)に筑後市の名木百選に指定されたようですが2007年の4月9日に指定を解除されたようです。
このクスノキは樹齢200年以上、幹回りが4.5mと記されています。
徳久天満宮は筑後市役所ともかなり近い場所にあるのですが、大通りからは全く見えない場所の為、こちらの神社も筑後市民にあまり知られていない神社だと思われます。
入り口の大きなクスノキが目印となっており、駐車場もありますので一度も行った事がないという方はたずねられてみてはいかがでしょうか。
以上、筑後市徳久にある神社「徳久天満宮」のご紹介でした。
名称 | 徳久天満宮 |
住所 | 〒833-0004 福岡県筑後市徳久 |
駐車場 | あり |