「天満神社」筑後市尾島
今回は筑後市尾島にある「天満神社」をご紹介したいと思います。
天満神社は国道209号線沿いにある為、鳥居を見かけた事がある方は多いと思いますが表に車を停めるスペースがないので筑後市に住んでいる方でも実際に中に入った事がある方は少ないのではないかなと思います。
鳥居の左右にある灯篭にはそれぞれ、「寛政」と「天保」と書かれているので200年ほど前の物だと思われます。
鳥居をくぐると参道が門まで続いており、かなり距離がある事が分かります。詳しく調べてみた所、門までは60m以上あるようです。この参道はおそらく石畳であったと思われますが現在ではコンクリートで固められています。
参道の途中には上記の写真のような石祠や石碑がいくつかみられます。
門の前にはこのような石橋がかかっています。今は溝の上に橋がかかっているような状態ですが昔は溝ではなく川が通っていたのでしょうか?
門の所にたどり着くと北側に門を支える為の鉄柱が取り付けられている事が分かります。参道をコンクリートで補強したり、建物を鉄柱で補強をしている神社は多いようですね。
門の内部には武器を持った木製の像の姿が見えます。
天満神社の拝殿の内部には正面側の天井付近に絵が飾られている事が分かります。
拝殿、本殿共にまだ強度的にはまだ問題ないようで側面や背面にも鉄柱などの大掛かりな補強は見られませんでした。
拝殿の隣には大きな広場があり、40m×20m程度の広さがあるようです。
神社の境内にはこのような末社があり、多くの巨木の姿も見る事ができます。
尾島の天満神社には筑後市の名木百選に指定された巨木が6本あります。(元々は7本でしたが平成18年12月1日に1本の椎の木が指定解除されたそうです)
天満神社には多くの巨木があり、巨木の根元には「名木百選 ○○ 筑後市○○」と書かれた木の杭が打たれています。
巨木の樹種はクスノキとシイノキなのですがシイノキに関しては葉が殆どないような状態でした。
このような巨木が多く茂っている点もこの天満神社が古くからあるという証明になっていますね。境内の面積についても筑後市にある神社の中ではかなり広い方ではないかなと感じました。
以上、筑後市尾島にある神社「天満神社」のご紹介でした。
名称 | 天満神社 |
住所 | 〒833-0014 福岡県筑後市尾島535 |