「老松神社」福岡県筑後市古賀
老松神社という名前の神社は筑後市には「古島」「北長田」「下妻」の三か所にあり、今回ご紹介するのは「古島」にある老松神社になります。
古島の老松神社の鳥居には昭和七年…と書かれており、鳥居としてはかなり古いものである事が分かります。鳥居の間を通っている参道はコンクリートで覆われており、拝殿までまっすぐに続いています。
鳥居をくぐった先には石橋があります。この石橋の下には川があり、上記の写真のような石垣と川に降りる事ができる石でできた階段が残っています。
石橋を渡るとすぐに門があり、その先には拝殿が見えます。門の中には木製の像が左右に一体ずつ置かれていて榊(さかき)と思われる木の葉っぱが供えられていました。
おそらく地元の氏子の方が今も定期的に榊をお供えに来られていると思われます。
老松神社の拝殿の手前には二体の狛犬の像が置かれています。屋根は瓦屋根で土台はコンクリート製となっているようです。
現在、さい銭箱などは置かれていませんでした。
本殿の周りには木や草が茂っていた為、今回は本殿の背面には行きませんでした。本殿の方も屋根は瓦屋根のようです。
老松神社はこのような形で境内の殆どが川に囲まれています。川の縁には石が積まれている場所も一部残っていますが大部分がコンクリート製のブロックになっているようです。
石橋を渡った後にすぐに左に曲がると奥には上記の写真のような末社があります。
石橋のすぐ傍にある手水舎です。この手水舎には水道管と蛇口がついていました。水道管のすぐ傍には古いポンプのようなものも残っています。
ここの石碑には詳しい事が書かれていますが文字があまりはっきりしていなかったので細かい部分は読めませんでした。
これらの石碑は鳥居の前の道路に接する部分の近くにありました。
古島の老松神社においてはこの木が一番大きかったような気がします。
この石碑も大きくて立派なものでしたが詳しい事はよく分かりませんでした。
この木はこの角度から見るとまるで龍の頭のように見えたので記念に撮影してみました。
古島の老松神社は行く事があまり容易ではない場所にある為、近隣住民の方しかあまり知らない神社だと思いますが、石橋の先のほとんどが川に囲まれた神社は陸の孤島のような雰囲気すら感じられます。
以上、筑後市古島にある神社「 老松神社 」のご紹介でした。
名称 | 老松神社 |
住所 | 〒833-0035 福岡県筑後市古島 |